素晴らしい人や素晴らしいモノを素直に称賛できない痛々しさ
2023.3.14 毎日投稿 第71回
現在開催されているWBCに於いて、日本代表の通称侍JAPANの活躍は、スポーツに関心の薄い僕でもわかるくらいに、目覚ましい。
特に大谷選手の活躍は、素人目にも化け物だとか、天才だとか、ありふれた言葉が出てきてしまうほどトンデモナイ規格外の選手だということは、わかる。
実際大谷選手の打球速度やホームランは観ていて気持ちがいいし、楽しい。
にわかな僕は、あのくらいわかりやすく凄い選手でないと把握が難しいのである。
そんな大谷選手をツイッター上で批判する人が居る。
いや、批判というよりも、単なる悪口という奴で、観ていて不快になるので、即ブロックしたのだが、どうにも大勢の人に愛される人やモノ、作品などにケチを付けたがる人間が一定数居るらしい。
まぁ、それは、人それぞれの完成であるし、内心の自由は、誰にでも保証されるべきであるからいいと思う。
ただ、それをSNSで書くという行為は、単純に空気の読めない痛々しい奴であると僕は思う。
どうやら、投稿者は、ネット記事だか、雑誌だかの編集をしている人間らしく、いわゆる逆張りという事らしい。
まぁ、PVを稼ぐための手法なのかもしれないが、その投稿に便乗している人もいるので、多少なりともそういう負の感情を大谷選手に抱く人は居るのだろう。
先も言ったが、それは人それぞれの感性だし、自由だとも思うが、その一方で、僕はその人らを痛々しいなと思うのである。
空気も読めていない。
大勢の人が、大谷選手や侍JAPANの活躍に沸きだっているのだから、わざわざ水を差すようなことを言わないでもいいわけである。
というか、そのようなことをやって許されるのは、精々中学生くらいではないだろうか。
少なくともええ歳をしたオッサンがやるようなことではないと思う。
観ていて恥ずかしい。
思っていても、内心にとどめておくべき事柄だと、僕は思う。
鯉庵