シン・仮面ライダー
2023.4.3 毎日投稿 第91回
シン・仮面ライダーを観てきた。
僕の正直な感想として「これ、実写じゃなくてアニメの方が良くない?」だった。
なんというか、登場人物の設定や台詞、演技も含めて「アニメっぽい」と感じた。
特撮は詳しくないが、あそこまでアニメよりの演出するなら特撮である必要あるの?
というのが、僕の率直な感想だ。
ただ、戦闘シーンや登場するキャラクターは良かった。
庵野監督はお気に入りの俳優を起用するタイプの監督なのだろうか?
サソリ怪人があっさり退場してしまったのが悲しかった。
シン・ウルトラマンを観た身としては「お!? スターシステム?」とか思ったが別人らしい。
スプラッタシーンが前半多かったが、昔の特撮はあんなに生々しかったのだろうか。
まぁ、人を殺すという罪悪感を植え付けるのにいい演出だと思う。
度々一人称視点に切り替わって、観客が登場人物と同じ目線になれるのは、かなりの臨場感を味わえた。
ヒロインに関しては、なんというか、今までのシン・シリーズで一番エヴァ味があったので、ちょっと好きになれなかった。
序盤から新規参入を阻む知らない単語のオンパレードは、もう監督のくせと思って受け入れるしかない。
言っていることの3/1も理解できなかったが、オリジナルの初代仮面ライダーを知っている人には刺さるところが多かったのだろうか?
この辺り、有識者の見解を知りたい。
その辺りの知識を詰め込んで、もう一度観てみるのもありかもしれない。
鯉庵