ヘルドックスシリーズ 煉獄の獅子たち
2023.9.19 毎日投稿第259回
ヘルドックスシリーズの第2弾。
映像化されてない作品で、映画版の前日譚となる本作は、東鞘会と和鞘連合が如何にして血みどろの抗争を演じたかというところが焦点を当てた話だった。
まぁ、前作で結末は語られているのだが、結末に至るまでの緊張感はかなり楽しめたと思う。
ただ、前作で序盤に死んでいった登場人物がかなりの大物で、それに見合うキャラクターとしてがかれているので、ちょっと違和感というか、勿体ないというか。
あと御上には逆らわんとこ……ってなった。
まぁ天下の【桜田門一家】ですから、パンピーは素直に従った方がええです。
この抗争って、もしかしなくてもアレがモデルだよなぁとか思いながら拝聴してたんだけども、前作よりはこちらの方が楽しめたかなぁ。
結末をネタバレで書くとこうなる
俺の親分はそんなこと言わねぇ!!! お前は偽物!!!
俺がお前に成り代わって親分として生きる!!!
というかなりのパワープレイ。
頭のイカレ具合なら室岡の数倍は上だと思う。
次回作が最終作らしく、ヘルドックスの続編にあたるみたいなので、引き続きオーディオブック化を待ちたいと思う。