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地元の祭りで感じた寂しさ

 2023.10.11 毎日投稿 第280回

 三連休に地元で祭があった。
 コロナの影響で、2年ほど自粛していたが、今年から再開したらしい。
 小さなころは、出店もそれなりにあって、おもちゃ屋でプラモデルを買ってもらったり、お小遣いを握りしめて出店を回ったりしたものだ。
 太鼓を叩いたりもした。
 専門学生時代は、地元を離れていたため祭りに参加することはなくなった。
 このころからだろうか。
 どうも僕は、地元への執着心というのが薄いように思える。
 そもそも10代から20代前半は、ほぼ地元に居なかったのも、影響しているのだろう。
 地元愛が薄い僕でも、活気がなくて寂れていくという感覚はどことなく虚しさを感じてしまう。
 小中学校の思い出は碌にないし、友達と呼べる人間も今や一人しか残っておらず、家族が居なくなれば一人になってしまうなぁと漠然と不安に感じることも増えてきた。
 コロナが切っ掛けだったとはいえ、もう地元に活気が戻ることはないと思う。

 鯉庵

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鯉庵

Author:鯉庵
アマチュア物書き。
現在live maker3(開発版)を使用し18禁ビジュアルサウンドノベル【鬼哭廻牢~餓鬼・畜生編~】配信中。
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http://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ202650.html


エロゲ好きの和服好き。
好きな属性は幸薄女子。



※諸注意※

ブログ内に投稿されている小説は週刊少年ジャンプ【ぬらりひょんの孫】の二次創作小説です。


ツイッター:https://twitter.com/rian_manaita

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