2023.7.6 毎日投稿第186回
ブログのネタ探しにヤフーニュースを読んでいると、怖いくらい僕の好みそうな記事の見出しが躍っているのだが、バリアフリー関連の記事で気になったモノについて考えてみる。
何度も書いているように僕は、駅で頻繁にエレベーターを利用するが、東京などでもエレベーターが設置されていなかったり、バリアフリー化が十分進んでいるとは言えない現状を目の当たりにすることが儘ある。
一刻も早くバリアフリー化が進んでほしいと願う一方で、僕と同じような身体障害者の方の行動に疑問を抱くこともあったりする。
ある女性の車椅子ユーザーが動画で発信していたとある事件。
駅の階段の上にあるお店に行くために、地下鉄を降りたらエレベーターがなかった。
エレベーターがないという事に関しては、文句を言ってお始まらないので、置いておく。
その女性車椅子ユーザーが言うには、駅員さんとのコミュニケーションを経ずに友人と二人のみで乗ってきたという部分である。
田舎では絶対にありえない。
駅員さんに車椅子の乗客がいることを伝えて居なければ、当然エレベーターのない駅の場合対応が難しいのは当然だと思う。
友人もいるし、駅員さんに断らなくてもイケるなら行ってしまおうという結論になるのもわからなくもないが、少なくとも駅員さんに伝えていれば、ちょっとばかしスムーズに事が運んだのではないかと思う訳だ。
「自己責任」という言葉があるが、告発的な動画で発信する前に、車椅子ユーザー側も出来た配慮が在ったのではないかと思ってしまう。
まぁ、エレベーターがない駅がそもそもの問題という大前提を無視して敢えて言うとすれば、駅員さんの対応等に文句を言う前に手順をすっ飛ばした方にも問題があると感じた。
まぁ、「責任」を誰が負えるかという話で駅員さんにそれを求めるのはちょっと酷かなぁと思う次第である。