コンテンツとの距離感
2023.4.5 毎日投稿 第94回
アイドルマスターsideMのソシャゲが今年の7月でサービス終了するということらしい。
僕はsideMには触れて来なかったが、先月末にシンデレラガールズの本家ソシャゲ(モバマス)もサービスが終了した。
僕はオタクではあるが、緩いオタクだという自覚がある。
グッズもほどほどにしか集めないし、特定の推しは極力作らないようにしている。
特定の推しを作るとしんどいからだ。
コンテンツとは、適切な距離を保つことが、長くコンテンツを楽しむコツだと僕は考えている。
正直、熱心なオタ活民からすると、僕はオタクの風上にも置けない人種かもしれない。
ただ、自分の性格は理解しているので、深入りして、ふとした瞬間、一気に醒める時がある。
その時の後悔を、極力感じたくない。
僕は、オタクのお気持ち表明というのが大嫌いで、コンテンツに攻撃的な人間も嫌いだが、僕自身、そういう側面が全くない訳ではないのだ。
だから、コンテンツに対して攻撃的な感情を抱いた時は、素直に離れるようにしている。
何事も適切な距離感が大切だと思う。
好きなコンテンツに、様々な形で愛を注ぐのは、人それぞれだろう。
ただ、人生を賭けて愛を注ぐのも、それはそれで、恐ろしいと僕は思う。
諸行無常。
どれだけ愛を注いでも、いつかは終わりが来るのだ。
僕が今熱を上げているウマ娘だって、いつまで続くかわからないし、もっと言えば僕が生きているかわからない。
シンデレラガールズは、まだ元気なコンテンツだ。
友人と一緒に観るライブは最高に楽しい。
でもいつかは終わりが来てしまう。
そういう当たり前のことを気づかされてしまった。
コンテンツとの適切な距離感をもって楽しみたいと思う。
鯉庵