ギャグはセンス
2023.4.24 毎日投稿 第113回
人を笑わせるのはとても難しい。
作品内でギャグシーンを書こうとすると滑っているのではないかと勝手にしり込みして書くのをやめる。
ダウンタウンのまっちゃんのような人は、真に天才というか、お笑い脳という奴で発想の回路が情人とは違うのだろう。
安易に天才だとか、才能だとかを口にするのは単なる言い訳の場合が多いが人を笑わせるのは才能がモノをいうと思う。
何度か書いたが、自分は頭が固い。
ユーモアがないというか、いろいろな作品のギャグシーンを観ても「自分にはない発想だな」という関心ばかりでまねようとも思わない。
一番の理由は「滑るのが怖い」という恐怖心なので、これに耐えて笑いという要素を取りに行ける人は普通にすごいと思う。
芸人さんも勿論だが、ギャグ作品も一歩間違えればマジで一瞬で崩れるのでその綱渡りが出来る人は、メンタル異常者だと偏見を持っている。
僕が好きなエロゲーのライターさんは、勢いも勿論だけど、テンポや演出を駆使してギャグ時空を形成していて、僕はそれが大好きだから新作が出るたびに買っている。
もう何年か新作が出ていないんで、早く出ないかなぁと待ち望んでいるのだが。
怖さを克服してギャグに手を出せる日が来るだろうか。
鯉庵