孤独のグルメから観る疎外感
2023.2.7 毎日投稿 第37回
タイトルが少し不適当にも思えたが、これから語ることは僕個人の意見でありお店側の批判等を目的としていないことは明記しておく。
僕は孤独のグルメを観るのが好きだ。
プライムビデオでシーズン1~9までが公開されているので、時間が空いた時やお腹がすいた時に観ることが多い。
ダイエット期間に敢えてああいうドラマを観ることで、逆に開放日にああ、これ食べたいな、アレ食べたいななど妄想して楽しむのである。
我ながら少しマゾッ気のある見方だとも思うのだが、本当においしく食べれるようになるので悪くないと思う4.
さて、タイトルにわざわざ入れた疎外感という単語であるが、単純な話、孤独のグルメに出てくるお店にたぶん入ることは難しいだろうなというのが関わってくる。
私は、車椅子ユーザーであり、外食するとなるとかなり食べられるお店というのが限られてくる。
エレベーターがない入り口が階段のお店や、入り口自体が狭いお店、カウンターしかないお店などなど。
様々な理由で入店が出来ないお店が多々ある。
まぁ、そういうお店も事前に確認を取って承知してもらえれば入店可能である場合もあるのだが、それはそれで侘しい気もするのだ。
ふらっと出掛けてふらっと良さげな店に入るというのも、外食の醍醐味のようにい思う。
何年か前に乙武洋匡氏が、階段のあるレストランに入店拒否されたというニュースが炎上した。
殆ど批判的コメントが寄せられており、弱者の盾だとか、わがままだとか、散々な言われようだったと記憶している。
僕も理性的には店側の判断も妥当だと思うし、批判が寄せられるのも仕方ないと思う。
ただ、一方で「キミらはそういう拒否とかされたことないやんか」とも思うのである。
わかっている。
これは我がままである。
でも、僕らのような障害者だって好きな孤独のグルメに出てきたお店に行ってみたいし、なんの気兼ねもなくお店に入りたいのである。
僕が言いたいのは、何もすべてのお店をバリアフリーにしろだとか、急に来店してスタッフさんに介護しろだとかを要求するとかではなく、僕らもそういうお店に入ってみたいなぁという欲求を抱くことの正当性を認めてほしいのだ。
このブログを観て「そんな無茶な」という人もいるかもしれないが僕らはそういう小さな不自由を一生抱えながら過ごさねばならないのである。
その理不尽を少しだけでも感じてほしいと思う。
孤独のグルメ関係なくね?
と思うかもしれないが、孤独のグルメに出てくるお店、たぶん殆ど僕は入店が厳しいと思ったので、タイトルにさせてもらった。
我ながらちょっと大人げない愚痴だとは思うが、やっぱりちょっと悲しいので語らせて貰った。
もしも不快に思われる方が居たら申し訳ないとは思うが、本音としてはそのように感じるので許してほしい。