天敵:雨
2023.1.14 毎日投稿 第14回
僕にとって雨は天敵だ。
傘が差せないというのは、結構なストレスなのである。
僕が障害者であることを恨めしく思う理由の一つだ。
小さい奴だなと思う人もいるだろうが、本当に最悪なのだ。
たとえば、食材を買い出しに行くとする。
僕は極力車を出したくないので、徒歩圏内で済ますのだが、帰り道雨が降った場合、防御力0である。
車いす用の合羽というのもあるにはあるが、非常に動きの行くくなるし、何より設置までの手間がかなりある。
何度かは使用した経験は在るもののやはり合わない。
傘という文明が使えないのは、大きなデメリットである。
まぁ、工夫をすればやりようはあるだろうが「手軽さ」はない。
傘を使用できる当たり前の幸せというモノを享受できない僕は、雨が恨めしくて堪らない。
こういう日常のちょっとした苛立ちが募っていくことで「ああ、障害なんて持って生まれるもんじゃねーな」と思うのである。
大したことでないと思うかもしれないが、本当にこういう些細なストレスが一生付きまとうのだ。
まして、これだけに留まらない小さなストレスの要因が死にまで続くのだから、それは大きな絶望に変わるのである。
何でもないようなことが、幸せという月並みさを享受出来るという幸福は皆がしっかりと自覚すべきであると思う。
あーあ、雨やまないかなぁ……。
僕にとって雨は天敵だ。
傘が差せないというのは、結構なストレスなのである。
僕が障害者であることを恨めしく思う理由の一つだ。
小さい奴だなと思う人もいるだろうが、本当に最悪なのだ。
たとえば、食材を買い出しに行くとする。
僕は極力車を出したくないので、徒歩圏内で済ますのだが、帰り道雨が降った場合、防御力0である。
車いす用の合羽というのもあるにはあるが、非常に動きの行くくなるし、何より設置までの手間がかなりある。
何度かは使用した経験は在るもののやはり合わない。
傘という文明が使えないのは、大きなデメリットである。
まぁ、工夫をすればやりようはあるだろうが「手軽さ」はない。
傘を使用できる当たり前の幸せというモノを享受できない僕は、雨が恨めしくて堪らない。
こういう日常のちょっとした苛立ちが募っていくことで「ああ、障害なんて持って生まれるもんじゃねーな」と思うのである。
大したことでないと思うかもしれないが、本当にこういう些細なストレスが一生付きまとうのだ。
まして、これだけに留まらない小さなストレスの要因が死にまで続くのだから、それは大きな絶望に変わるのである。
何でもないようなことが、幸せという月並みさを享受出来るという幸福は皆がしっかりと自覚すべきであると思う。
あーあ、雨やまないかなぁ……。
鯉庵