ぼっち・ざ・ろっく
2003.1.21 毎日投稿 第21回。
ぼっち・ざ・ろっくを全話観た。
僕はリアルタイムでなくある程度溜まってから見る派なのでだがそうして正解だったと思う。
今や社会現象と言って過言でないほど話題沸騰であるが、僕にとってこのアニメは昔を懐かしむ事が出来るアニメだった。
別に僕は、楽器をやったこともないし、バンドを組もうなどと考えたこともない。
ただ、僕が高校背の頃好きだったバンドをぼっち・ざ・ろっくを通して感じることが出来たのだ。
僕は別に音楽オタクでもないし、語れるほど知識があるわけでもないのだが、あの作品を観て「こういう曲好きだったなぁ」とか「ココのギターソロあのバンド味がある!」程度だが、そう感じられるほど、ぼっち・ざ・ろっくが好きになったのである。
アニメが終わってしまったのが寂しくて単行本を購入してしまう程度には、ハマっているし、通勤時は車内でアルバムの曲を聴いている。
僕が高校の頃一番好きだったバンドはELLEGARDENなのだが、僕は青春コンプレックスという曲にその好きだったバンドの面影を感じた。
僕がそう感じただけで、甚だ見当違いである可能性の方が高いが、僕はそう感じたので、そう思うことにする。
言語化するのが難しいが、「ココすき」という部分がELLEの好きなところと重なる所があって、演奏の技巧も凄い(知識0)とも思うのだが、歌が気持ちいい軽快さで、思わず口ずさみたくなるようないい意味での敷居の低さを感じた。
後藤ひとりらしい暗い歌詞でもあるが、「どうしよう」から「さぁ、いこう」に変化するのは、エモいし、最後の畳みかける感じが凄く僕好みで、何週間たっても飽きずに何度も聴いている。
2期が何時になるかは不明だが、確実に2期が在ると信じているので、心を弾ませながら待ちたいと思う。
鯉庵